保険バイクとは、バイクに掛ける保険のことです。
保険バイクの種類は、大きく分けて2つあります。
一つ目は、法律で加入が義務付けられている強制保険である自賠責保険です。
この自賠責保険の補償内容は、被害者である相手の「人的損害」だけが対象で、事故の相手の車やバイクの損害や休業補償などは、自賠責では補償されません。
また、「人的損害」についても、支払限度額が、傷害120万円、死亡3,000万円、後遺障害4,000万円と低めに設定されています。
実際、交通事故を経験された方はこの補償内容が不足していることを身をもって体験されていると思いますが、現実問題、昨今の高額賠償判決を考えると、自賠責保険だけでは充分とは言えません。
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そこで、二つ目の保険バイクである、任意保険が重要になってきました。
勿論、あくまで任意ですから強制ではありません。
しかし、任意保険の補償内容は、事故を起こした場合、自賠責保険では補えないけがや死亡時の対人賠償、他人の物にたいする対物保障、自分自身と同乗者のための搭乗者傷害補償、自損事故補償などが付きます。
補償とは普段の備えです。
今は必要でないと思われても、いざと言う時に、保険バイクの任意保険に入っているのと入っていないのでは雲泥の差が出ます。
重大な交通事故経験者の殆どが任意保険加入有無でその後の人生が家族・親族まで巻き込みかねないほど大きく変わったことを体験しています。
現在、日本全国には排気量125cc超のバイクが約325万台保有されています。
50cc(原付バイク)や125cc未満まで入れると甚大な数になります。
しかしながら、バイク任意保険の普及状況は低くいのが現状なんです。
費用が掛かるので全ての補償までいかなくても最低でも必要な「対人賠償保険」すら約36.6%にとどまっています。
車(四輪車)の任意保険普及率は75%を超えていますから、任意の保険バイクはその半分でしかありません。
今高速道路での125cc超のバイクの二人乗りが解禁されて事故の可能性も以前より高まっています。
保険バイクは、インターネットで24時間いつでも契約手続きができます。
保険料のお支払いもクレジット決済で、申込書への捺印などは不要です。
(250cc超の新規6等級のオンライン契約は、ご利用できません。)
是非、任意の保険バイクに加入しましょう。
「備えあれば憂いなし」ですよ。
傷害保険
傷害保険とは、日常生活における事故などによる死亡・入院・通院などに対して保険金が支払われる保険のことです。
簡単に言ってしまうと事故・災害でケガによって死亡、あるいは後遺障害が残ってしまった時、医師の治療が必要となり入院、通院といった場合に保険金が支払われるというものです。
日本国内、海外を問わずほとんどのケガが対象となります。
たとえば
★階段や道路でつまづき転倒し、ケガをした
★ドアに指を挟んでケガをした
★スポーツをしていてケガをした他にも自動車事故、有毒ガスや有機物質による急性中毒
★伝染病などによる死亡・入院・通院は対象になります。
伝染病以外の病気による入院・通院は対象外となります。
傷害保険と生命保険の違いは、傷害保険では海外旅行傷害保険を除いて病気をカバーすることは出来ないという点です。
傷害保険には、多くの種類の保険があり、日常生活におけるすべての傷害を担保するもの、主として交通事故、旅行中の事故による傷害に限定して担保するもの、ある特定の団体の構成員を被保険者としてその団体内での活動中の傷害を担保するもの等々あります。
傷害保険の種類には
★傷害総合保険
★普通傷害保険
★交通事故傷害保険
★ファミリー交通傷害保険
★海外旅行傷害保険
★国内旅行傷害保険
★こども総合保険
★留学保険
★その他の傷害保険
などがあります。
傷害保険の種類によっては支払われないケガもあるので、補償範囲や内容など十分な説明を受けるなどして調べておきましょう。
傷害保険には多くの種類があり、それぞれに支払われる条件が異なっているためにわかりにくいですが、傷害保険はご自身や家族に合った保障内容を付けることができるので加入することで安心感を得ることが出来ます。
もしもケガをした後も傷害保険の保険金によって生活を保つことも出来るのです。
傷害保険の特徴は保険料は原則として年齢に関係なく、職業によってきまります。
職種級別で1級(危険の少ない職業) 、2級(危険のやや大きい職業) 、3級(危険の大きい職業)に分かれており危険度の高い職業の人ほど高くなります。
生命保険、労災保険などの特約および第三者からの賠償金などとは関係なく支払われます。
また、保険契約の際には、医師による診査は必要ありませが、具体的な職業・職務の告知が必要です。
傷害保険の魅力はオプションなどによって自分にピッタリ合った保険を作ることができるという点です。
リスク回避の傷害保険という「安心」を買うことで、将来への安全策の一つとなりますね。